Minecraftを狙うDDoS攻撃の実像
「DDoS」という言葉は、Minecraftサーバーにとってまったく性質の異なる3つの問題を指しています。保護サービスはこの3つすべてを解決しなければなりません:
- レイヤー4のボリューム型フラッド — ギガビット単位のUDP/TCPゴミトラフィックで、ホストの回線を飽和させるのが目的です。サーバーには届きすらせず、回線が埋まるだけ。攻撃を上回る容量を持つネットワークだけが吸収できます。
- レイヤー7の参加フラッド(ボット攻撃) — 正規のMinecraftプロトコルを話す数千の偽クライアントが、サーバーのtickが追いつかない速度で参加してきます。パケット単位ではすべて正当に見えるため、汎用ファイアウォールを素通りします。
- Ping/MOTDスパム — 異常な頻度のステータスリクエストが、静かにCPUを食いつぶし、プレイヤー数の統計を狂わせます。単体で致命傷になることは稀ですが、ほぼ必ず併発します。
なぜ汎用の保護はMinecraftに通用しないのか
クラウドファイアウォールや「ゲームサーバー保護」の機器は、送信元・レート・サイズといったパケットの形でフィルタします。しかしMinecraftの参加フラッドは、プロトコル的に完璧なトラフィックです — 正しいハンドシェイク、それらしいユーザー名、有効なプロトコルバージョン。正規プレイヤーを蹴らずにこれを止めるには、フィルタがMinecraftを話せる必要があります。ハンドシェイクを解析し、ホスト名を評価し、ステータスPingとログインを区別し、疑わしい接続は当て推量ではなく検証に回す、ということです。
それこそが、私たちのレイヤー7緩和エンジンCryoの仕事です。ボリューム型フラッドはCloudflare Spectrumのエニーキャストエッジ(330+都市・500+ Tbpsの吸収容量)で消滅し、Minecraftを話すトラフィックだけが自社ネットワーク(AS216013、600+ Gbpsのフィルタリング容量)へ進み、そこでCryoがプロトコルそのものを解析します。疑わしい接続は検証ゲートウェイのCryoLimboへ迂回させられ、正規プレイヤーは実IPを保ったままバックエンドへ通過します。
保護サービス選びのチェックポイント
- プロトコルを理解するレイヤー7フィルタリング — 帯域の数字だけでは不十分です。参加フラッドと実プレイヤーをどう区別するのか、必ず確認しましょう。
- 実クライアントIP(PROXYプロトコル) — これがないと、サーバー上のBAN系プラグインが全滅します。Arvorisは無料プランから搭載しています。
- エニーキャスト入口 + 地域PoP — プレイヤーは住んでいる場所の近くからネットワークに入るべきです。拠点一覧をご覧ください。
- 検証可能な公表容量 — 私たちの入口はCloudflareが公式に公表している500+ Tbps網です。ランディングページ用に作った数字ではありません。
- 正直な料金 — 営業との商談の末に「$300/月から」と告げられるのではなく、無料から始まってプレイヤー数に応じてスケールする料金であること。
費用はいくらか
Arvorisは無料プランを含む全プランがフルパイプラインで動作します: エニーキャスト吸収、Cryoによるレイヤー7フィルタリング、検証、AntiVPN、実クライアントIP。有料プランはプレイヤー上限を引き上げ、制御機能を解放します: 60プレイヤーで$10/月、150で$25/月、500で$40/月。完全な比較表は料金ページに掲載しています — 見積フォームも営業電話もありません。単一のネットワークではなくホスティング事業をされていますか? ホワイトラベル向けの選択肢があります。
よくある質問
DDoS対策を入れるとプレイヤーにラグは出ますか?+
正しく作られていれば、ほぼ計測できないレベルです。プレイヤーはエニーキャストで最寄りのエッジPoPに接続し(多くの場合、サーバーへの直接経路より短くなります)、フィルタリングはワイヤースピードでインラインに行われます。Arvorisではジオステアリング + MOTDのエッジキャッシュにより、処理オーバーヘッドは通常1ミリ秒未満です。
今のホストのまま使えますか?+
はい。Arvorisのようなプロキシ型の保護は、どんなホストの前にも置けます。変更するのはDNSレコード1件だけで、サーバーは今の場所のまま。プラグインも移転も不要です。
プレイヤーの実IPは見えますか?+
PROXYプロトコルに対応していれば見えます。プロキシまたはサーバーが全接続で元のクライアントIPを受け取るので、BANやIP単位のプラグインはそのまま動作します。ArvorisはFreeを含む全プランでこれを標準搭載しています。
Minecraft DDoS対策の費用はいくらですか?+
Arvorisの場合: 15プレイヤーまで$0、60プレイヤーで$10/月、150で$25/月、500で$40/月、それ以上はカスタムのEnterpriseです。どのプランもまったく同じ緩和パイプラインで動作します — 有料プランが増やすのは容量と制御機能であって、安全性ではありません。
試してみませんか? 無料でネットワークを作成 — DNSレコード1件、約5分でエッジの内側に入れます。